「次こそは!」「これでどうだ!」
という飽くなきチャレンジ精神で、
開発に臨む

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若手社員の活躍

FRESHERS

技術開発

工学・マネジメント研究科卒業 / 2015年4月入社

QUESTION.1

ニッタンに入社を決めた理由は?

大学院に進学してからは、実火災をモデルにした火災シミュレーションをテーマに研究活動を行っていたのですが、その活動の中で何度か実際の火災現場へ調査に入ったことがあります。全焼した火災現場で感じたにおいや雰囲気、焼け残ったのは外壁と柱・梁、水回りと畳みだけで、それ以外がすべて焼け落ちてしまった家を初めて目の当たりにした時は、とてつもない衝撃を受けました。その時、防災設備の重要性を改めて実感し、防災設備への興味を抱いたことがきっかけで、ニッタンに入社を決めました。

QUESTION.2

現在のお仕事はどのような内容ですか?

現在は消火設備等の開発を行う部署に所属し、特にVSスプリンクラー関連機器の開発をメインに担当しています。VSスプリンクラーの開発業務は、バルブやユニット製品等の構造検討や機能検討、そして考案したバルブやユニット製品の試作評価試験など。また、他の課員が企画した実験への協力や支援等も行っており、その関係で他社まで出張する場合もあり、幅広く開発業務に携わります。開発以外にも、放水砲などの特殊な設備の現場調整とメンテナンスや、各支社・支店・営業店からの問い合わせ対応等も担当しています。

QUESTION.3

普段、どういった時に
仕事のやりがいを感じますか?

初めて開発の主担当となったことで、現象への考察、問題解決に向けた構造の検討等を何度も繰り返し、問題解決までの経験をしました。問題の考察と問題解決に向けた構造検討をしている際は、スケジュールが思い通りに進まず申し訳なさを感じつつも、毎日が本当に楽しく、やりがいを強く感じていました。評価試験を行う際、私は毎回毎回、挑戦者のように「次こそは!」「これでどうだ!」という心境で取り組んでいました。大変ではありましたが、問題解決に向けた日々の中で、「開発」という業務に魅力とやりがいを感じています。

QUESTION.4

これからニッタンで
挑戦していきたいことを教えてください。

現在、普及されている消火設備は、水・泡・ガス・粉末を用いる設備です。それらのうち、当社で製造しているのは、水・泡・ガスとなりますが、いずれかの分野で新たな消火設備を開発したいと考えています。特許性があることはもちろんですが、特許性だけでなく、実際に製品化され、普及可能な消火設備を開発したいです。普及・導入しやすいような設備であれば、企業理念である「お客様の大切な生命、財産を火災からお守りする」につながると思います。

若手社員の写真

MESSAGE FOR STUDENTS

以前、原因不明の不具合に半年間挑み続け、最終的に課題解決をできた時に開発メンバーと共に感じた安堵感と高揚感は、今でも忘れられません。その開発では結果的に複数の特許も取得することができました。製品開発を志している学生さんには、ぜひ「あきらめない気持ち」を大切にしてほしいですね。