NITTAN総合カタログ2024
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スプリンクラー設備223スプリンクラー設備は、火災検知から消火までを自動的に行う、水を消火剤とした初期消火設備です。その歴史は古く1880年代初めにイギリスで閉鎖型スプリンクラーヘッドと湿式設備の原型が誕生し、わが国では紡績機械と共に1880年代後半に輸入され設置されたのが始まりとされています。その後、寒冷地向けの乾式スプリンクラー設備と、水損防止目的の予作動式スプリンクラー設備が1984(昭和59)年に法制化されました。また舞台部には開放型スプリンクラー設備が使用されていました。1996(平成8)年には、高感度のスプリンクラーヘッドと、高天井部分に設置する■ 湿式スプリンクラー設備イメージ図放水型ヘッド等を用いるスプリンクラー設備が法制化されました。さらに高層マンション用として小区画型ヘッドを用いる共同住宅用スプリンクラー設備が登場し、さらに2009(平成21)年の法改正で自力避難困難者が主に入居する社会福祉施設への設置が強化され、上水道を水源とした特定施設水道連結型スプリンクラー設備が登場しました。当社では現在これら全ての設備に加え、湿式スプリンクラー設備と同等の消火性能と、非火災時のヘッド破損等による水損被害を極小化する性能を両立させたVSスプリンクラーをご用意しています。用途・設備の特徴を考慮の上、お選びください。スプリンクラー設備スプリンクラー設備スプリンクラー設備

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