NITTAN総合カタログ2024
232/340

  火災 発 生 消火加圧水配管試験弁設備概要p248p248p248p248231他系統へ湿式流水検知装置消火ポンプ小区画型ヘッド開放・放水開始加圧水配管PS等小区画型ヘッド流水検知装置二次側配管流水・減圧流水検知装置開放流水信号流水信号小区画型ヘッド住戸流水信号・制御弁閉信号→消火水槽減水・呼水槽減水・ポンプ起動→流水検知装置一次側配管消火ポンプ減圧共同住宅用受信機住棟受信機小区画型ヘッド共同住宅用受信機小区画型ヘッド起動放水継続ポンプ運転信号表示警報表示警報住棟受信機共同住宅用スプリンクラー設備は高層マンションなど共同住宅の11階以上に設置するスプリンクラー設備で、構成機器および動作は湿式スプリンクラー設備と同様ですが、スプリンクラーヘッドや設置基準等は大きく異なります。特徴通常のスプリンクラー設備は消防法第17条第1項に基づき設置するいわゆるルートAですが、共同住宅用スプリンクラー設備は消防法施行令第29条の4によるルートBの設備になり、その基準は平成16年総務省令第40号と平成18年消防庁告示第17号によります。共同住宅用の小区画型ヘッドは、放水量50L/minで有効放水半径2.6mに加え、居室でのカーテンやふすまが燃■ 系統図■ 動作フローえたときに消火できるように天井面から0.5m以下の部分(天井高2.3mの場合、床面から高さ1.8mまでの部分)にも散水できる性能があります(検定基準)。構成本設備は消火ポンプ・流水検知装置(住戸毎に設置)・小区画型ヘッド・試験弁から構成されます。動作火災が発生すると、火災の熱により開放した小区画型ヘッドから放水が始まり、流水検知装置の作動により共同住宅用受信機および住棟受信機にて表示・警報されます。また消火ポンプが自動起動し、開放した小区画型ヘッドから放水が続き、火災を抑制・消火します。スプリンクラー設備共同住宅用スプリンクラー設備

元のページ  ../index.html#232

このブックを見る