NITTAN総合カタログ2024
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火災 発 生 消火火災 発 生 開消火    試験弁試験弁設備概要ポンプ方式(湿式)ポンプ方式(湿式)ポンプ方式(乾式)p249p249p249p249p249ポンプ方式(乾式)p249232←感知器作動受信機ポンプ起動信号 ↑水道→補助水槽付消火ポンプ感知器受信機作動水道連結型補助水槽付消火ポンプヘッド開放起動加圧水配管水道連結型ヘッド表示警報補助水槽付消火ポンプが減圧起動方式では無い場合、起動制御水道連結型ヘッド放水開始火災信号→受信機感知器ポンプ起動信号 ↑水道→補助水槽付消火ポンプ居室感知器作動電動弁制御盤電動弁←感知器作動空配管(大気圧空気)電動弁制御盤水道連結型ヘッド電動弁開 ↓電動弁受信機放水区域毎の火災信号移信補助水槽付消火ポンプが減圧起動方式では無い場合、起動制御電動弁開制御ポンプ電動弁二次側配管起動充水感知器居室表示警報水道連結型ヘッド開放・放水開始特定施設水道連結型スプリンクラー設備は、上水道を水源とした基準面積1000㎡未満の診療所やグループホーム等に設置できる簡易的なスプリンクラー設備です。特徴火災を抑制して患者や入居者の避難時間を確保するための設備で、水道連結型ヘッド1個の放水量は30L/min、最大4個開放時では内装材が準不燃以上ではポンプ方式の場合合計80L/min、それ以外では合計140L/minです。水道連結型ヘッドの有効散水半径は標準型のスプリンクラーヘッドと同じ2.6mであることから、4個同時放水での平均散水密度は標準型ヘッドの19%と非常に少ないことが特徴です。■ 系統図■ 動作フロー基本構成本設備は法令上、呼水装置・流水検知装置・自動警報装置・加圧送水装置・末端試験弁を省略することができます。そのため最も基本的な設備構成は、上水道・制御弁・水道連結型ヘッドとなります。ただし上水道は圧力の低下や断水の恐れがあることから、当社では補助水槽付消火ポンプを設けることを標準仕様としています。乾式のシステム電動弁からヘッドまでを空配管とした乾式システムも用意しています。この乾式システムは火災により感知器が作動すると電動弁が開き、火災により開放したヘッドから放水するシステムで、湿式と同等の初期拡大抑制性能(消火性能)を有していることを日本消防検定協会の特定機器評価(評消⻁第38号)で認められています。スプリンクラー設備特定施設水道連結型スプリンクラー設備

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