NITTAN総合カタログ2024
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加圧水配管試験弁水噴霧消火設備250水噴霧消火設備はスプリンクラー設備と同様に、水を放水して消火する設備です。スプリンクラー設備と比べ、放水される単位面積当たりの水の量が約2~4倍と多く、細かい粒子の水が勢いよく放水されるため、炎を貫通し火源に到達しやすいことから、火災時の熱によって蒸発し熱を奪う冷却効果が大きく、さらに燃焼面を水蒸気で他系統へ湿式流水検知装置消火ポンプ加圧開一斉開放弁電動弁手動弁他系統へ空配管(大気開放)水噴霧ノズル←電動弁開/閉制御消火水槽減水・呼水槽減水・ポンプ起動→覆うことによって可燃性蒸気の発生を抑制し酸素濃度を低下させる窒息効果があります。このため冷却効果により消火するスプリンクラー設備と異なり、スプリンクラー設備では消火できない油火災も消火することができますので、通常泡消火設備が設置される駐車場等や指定可燃物が貯蔵されている区画等に設置できます。感知器信号→水噴霧ノズル警報装置感知器消火設備制御盤流水信号→受信機水噴霧消火設備水噴霧消火設備

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