NITTAN総合カタログ2024
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消火 火災発生末端試験弁末端試験弁設備概要p260p235~p235~p235~p235~p262p262p262p262p260261選択弁送水口閉鎖型スプリンクラーヘッド地下1階閉鎖型スプリンクラーヘッド地下2階消防車到着高架水槽逆止弁1階充水配管(高架水槽のヘッド圧)閉鎖型スプリンクラーヘッド閉鎖型スプリンクラーヘッド消防車送水口にホース接続選択弁手動開放開放型連結散水ヘッド開放型連結散水ヘッド消防車送水閉鎖型スプリンクラーヘッド開放・放水開始選択弁空配管(大気圧の空気)開放型連結散水ヘッド開放型連結散水ヘッド開放型連結散水ヘッド放水閉鎖型スプリンクラーヘッド放水送水口連結散水設備は、連結送水管と同様に消防法で定める「消火活動上必要な施設」です。特徴連結散水ヘッドは開放型と閉鎖型に分類され共に一定の耐火性能(閉鎖型は開放後の性能)が必要です。現在日本で製品化されているのは開放型だけのため、閉鎖型は閉鎖型スプリンクラーヘッドを用います。なお閉鎖型スプリンクラーヘッドはそれ自体の溶解を防止するため、高架水槽から常時充水した湿式とする必要があります。構成本設備は地上に設ける送水口、地下部分に設ける連結散水ヘッド(閉鎖型はスプリンクラーヘッドで代用)と配管から構成されます。■ 系統図■ 動作フロー動作火災現場に到着した消防隊が送水口に消防用ホースを接続。消防ポンプ自動車を使って送水し、建物の地階天井面に設置した連結散水ヘッドから放水して消火活動を行います。付加条例本設備は公設消防が使用することから市町村毎に付加条例が定められていることが多く、その場合はそれに従って設置しなければなりません。なお自治体によっては、屋内消火栓設備が設置されている建物に閉鎖型の連結散水設備を設ける場合、屋内消火栓設備の配管に連結散水設備の配管を接続し流水検知装置と末端試験弁を設置するよう付加条例で定めているところもあります。連結散水設備連結散水設備

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