NITTAN総合カタログ2024
270/340

  火災 発 生 消火末端試験弁加圧泡水溶液配管設備概要p274p273p274p274p273269加圧水配管消火ポンプ補助加圧(ジョッキ)ポンプ閉鎖型泡水溶液ヘッド開放他系統へ多区画へ加圧泡水溶液配管湿式流水検知装置泡消火薬剤混合装置加圧泡水溶液配管受信機流水信号湿式流水検知装置弁体開放閉鎖型泡水溶液ヘッド消火水槽減水・呼水槽減水・ポンプ起動→ポンプ運転信号流水検知装置一次側配管消火ポンプ減圧起動感知継手防護空間(特定駐車場)流水信号→泡消火薬剤混合装置泡消火薬剤比例混合開放型泡水溶液ヘッド警報装置受信機表示警報閉鎖型泡水溶液ヘッド泡水溶液放射開始アクアフォース3は、2014年総務省令第23号で定められた「特定駐車場」用の消火設備です。湿式予作動方式のアクアフォースとは違い湿式方式となっています。なお本設備は、日本消防検定協会の特定機器評価(評消虎第32号)を受けた設備です。特長一般的な泡消火設備に比べて一斉開放弁・感知ヘッド・手動起動装置などが無くなり、使用機器が少なくなっています。また従来のアクアフォースと違い、自火報設備等からの火災信号を必要とせず、一般的なスプリンクラー設備に近いシンプルな構成です。また、アクアフォースよりも消火ポンプの吐出量、水源水量の設計水量が少なく、泡消火薬剤混合装置も小さくなり、設備としてコンパクトになっています。火災時も開放したヘッドからのみ泡水溶液を放射するため、一般的な泡消火設備のような大量放射にならず環境に優しいシステムです。点検時の放射試験も不要のため、放射■ 系統図(湿式方式)■ 動作フロー区域の養生、車の移動等の手間も少なくなります。流水検知装置は、昇圧対策をしているため、夏場など気温により昇圧した場合も圧力を逃し、配管の破損による漏水を防ぎます。構成消火ポンプ・泡消火薬剤混合装置・流水検知装置・閉鎖型泡水溶液ヘッド・末端試験弁から構成されます。また感知継手と開放型泡水溶液ヘッドを組み合わせて設置することでダクト等の散水障害を避けられます。泡消火薬剤は3%型水成膜泡消火薬剤を用います。動作火災が発生すると、火災箇所の閉鎖型泡水溶液ヘッド又は、感知継手が開放して流水検知装置が開くことで消火ポンプが減圧起動し、泡消火薬剤混合装置で泡水溶液が作られて、ヘッドより泡水溶液が放射されます。アクアフォース/Aqua Force(当社登録商標) 泡消火設備特定駐車場用泡消火設備(アクアフォース3)

元のページ  ../index.html#270

このブックを見る