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茨城県立あすなろの郷 様
CASE STUDY
介護施設の安全を支援する、火災情報一元管理システム

法人情報
茨城県立あすなろの郷様は、障害者総合支援法に基づいた指定障害者支援施設及び病院、医療型障害児入居施設・療養介護事業所を運営しています。日常生活上の援助や日中活動を支援するとともに、生活自立に向けた総合的なサービスを提供されています。さらに、研修・研究・情報発信など茨城県における中核施設として役割を発揮しています。
建物概要
住所/茨城県 敷地面積/665,451㎡ 延べ床面積/27,470㎡
システム概要
建物に設置されている複数の火災受信機からクラウドサーバーへ火災情報を送信し、お手持ちのスマートフォンやパソコンへ地図データと共に緊急情報として送信するシステムです。

構成機器
- ①火災受信機
- 感知器や発信機から送られてくる火災信号を受信し、火災を知らせる機器
- ②コンバータ
- 火災情報をクラウドサーバーへ送信する機器
- ③クラウドサーバー
- 受信した火災情報の表示や通知の処理を行う機器
- ④スマートフォン・パソコン
- アプリによる緊急情報の通知や火災情報などを画面に表示する機器
ご利用画面イメージ
ご要望に合わせた通知メッセージや火災発生場所の表示を設定しました。また、地図式表示と窓式表示により、火災発生場所をより視覚的に把握できるよう表示しています。



経緯と今後の期待
採用までの経緯
あすなろの郷様では、現在の管理棟と新設されたセーフティネット棟までの距離により、これまでと同等の管理体制を維持する方法を検討されていました。また、地元の消防署からは、緊急時の初動対応を迅速に行えるよう「人がいる場所に火災受信機を設置する」、または「警備員を配置できる状態にする」など、指導を受けられていました。そんな時、展示会でB Catch Nowを目にされ、スマートフォンを活用して離れた場所からでも火災発生場所の確認が可能なことや、警備員の配置に比べ経済的なメリットがあることなどをご評価いただき、採用に至りました。また、地元の消防署の方へもB Catch Nowの概要を説明したところ、火災通知サービスについて高い評価をいただきました。
今後の期待
B Catch Nowは火災受信機からコンバータへ接点を接続するのみで導入できるため、建物の建て替えや改修工事の際も、機器の追加や更新作業が容易です。そのため、施設の運用を停止する時間を最小限に抑えながらも効率的に作業を行うことができます。また、将来的な施設のレイアウト変更や設備更新にも柔軟に対応できる体制が整っているため、長期的なコスト削減や保守性の向上にもつながるとご期待をいただいております。